> > > 銀行カードローンは審査が厳しいのか?本当は甘いという話も…

銀行カードローンは審査が厳しいのか?本当は甘いという話も…

一昔前の銀行は、融資は住宅や自動車など目的がはっきりしたものや不動産担保になっている大口の融資ばかりでした。もちろん、それは今もありますが、数万円などという小口融資は銀行では借りられないと考えられていました。

しかし、10年ほど前から銀行も消費者金融が行っている小口の融資を行うようになりました。段々と銀行もカードローンに力を入れるようになったのです。

その為、最近は銀行の審査が本当は緩いという話も出てきています。とはいえ、以前のまま未だ銀行の審査は厳しいと言う声も残っています。どちらが本当なのか。銀行と消費者金融を比較して、銀行の審査の厳しさをみてみます。

銀行と消費者金融の違い

カードローンなどの融資に関する比較です。主に一般的に言われている事をここに取り上げました。消費者金融も銀行も多種多様にあります。それぞれ会社や銀行の特徴も違い、規模にもよります。そのため全部が全部、一覧に当てはまるとは限らない内容もありますが、おおよその目安にはなるでしょう。

銀 行 消費者金融
金 利 安い
3.5%~14%台
高い
4.55%~18.0%
融資額 大きい
~800万・1000万
あまり大きくない
~300万・500万
審 査 厳しい
遅い
(即日融資もあるが大抵は1週間ほど)
緩い
早い
(即日融資可)
法 律 銀行法 貸金業法
総量規制 対象外 対 象

※金利をはじめ、数字はおおよそになっています。銀行も消費者金融も多数存在しますので、いろいろあります。

借り手側から見て大きな違いといえば、総量規制でしょうか。銀行は総量規制の対象外になりますが、消費者金融は総量規制の対象となり、この総量規制に融資額が大きく影響します。

総量規制とは

では、この総量規制とは何でしょうか。借り手側が借金を作りすぎて債務整理や自己破産をしないように消費者を守る法律として、貸金業法が改正された際に施行された内容の1つです。消費者金融や信販会社は、借り手の年収の1/3の額までしか融資ができない事になっています。

この法律は貸金業法の中にあるもので、だからこそ、消費者金融会社が対象になります。信販会社に関しても、消費者がショッピングでクレジットカードを使う行為に対しては対象外になりますが、クレジットカードに付随しているキャッシング部分は対象になります。しかも、何社かからも借り入れしている場合は、複数社分、合せての額で計算されます。

銀行は、法律が違う為、この総量規制の対象外になっています。法律で金額の規制がないので、融資額に関しては銀行の方が事業を行いやすいと感じる事でしょう。

しかし実際には、だからと言って銀行もやみくもに融資くしてくれるわけではありません。返済できるかできないかが問題になりますので、総量規制の対象外だとしても、これを目安にしている銀行もあると考えた方がいいでしょう。こうやって見ると、どちらがいいのか判断しかねる人もいるかもしれません。

総量規制以外の違い

人によって借りる際の理由や金額、時期など違います。銀行と消費者金融では、総量規制の他にも金利や、審査と融資までの期間に違いがあります。「金利よりも兎に角早く借りたい」と思う人もいるでしょうし、逆に、急がないから金利が安いのが一番、と思う人もいるでしょう。

また、借り入れや返済の手続きの便利さも違います。借入や返済の方法については、特に比較項目には入れませんでした。というのは、銀行と消費者金融でその方法に大きな違いはなく、どちらかというと、銀行にしても消費者金融にしても、会社(銀行)の規模により差が出てきます。

そう考えると、銀行か消費者金融か。どちらがいいのかは今の段階では、はっきり言い切れない部分はあるでしょう。簡単に言えば、自分の現状にあった相手先を選べばいいのです。

ただ、どちらにしても審査があるのは同じで、その厳しさが融資額に影響を及ぼすのには違いはありません。

キャッシングとカードローン

これもよく耳にする言葉です。この二つ。どう違うのか上手く説明できる人は少ないのではないでしょうか。どちらもお金を借りるという意味では借金に違いはありません。しかし、細かく言えば違いはあります。一言で言えば、返済方法に違いがあります。

  • キャッシング

融資額+利息の額を翌月一括払いで返済することをキャッシングといいます。元々、消費者金融は大抵このキャッシングになっていました。

しかし、昨今では消費者金融も一括払いで返済という方法ではなく、毎月定額で返済するリボルビング方式になってきています。

  • カードローン

ローンといえば、住宅や車もローンと言います。教育ローンも聞きます。カードローンの場合は、住宅ローンや自動車ローンとちょっと違う小口融資になり、融資額限度内なら何度でも借り入れできるという特徴があります。

キャッシングと大きく違うのは、返済方法です。カードローンは、キャッシングの「一括払い」とは違い、「分割払い」になります。返済回数が決まっている単純な分割払いもあれば、一定額を長期に渡って返済するリボルビング払いと返済方法もいくつかあります。

どちらにしても、少しずつ分けてお金を返す事だと思えばいいでしょう。

昔はカードローンのメインは銀行のイメージだったかもしれませんが、最近は消費者金融もカードローンとして分割して返済する融資がメインになっています。

銀行のメリットとデメリット

上記で比較項目にもありましたが、銀行の場合、まず浮かぶのは金利が安い事でしょう。その分、審査が厳しいとよく言われます。

審査に通ったとして、お金を借りるとします。その際の利息がいかほどか。利息の上限は法律で決められているのですが(これは貸金業法ではなく利息制限法になるので消費者金融だけではありません。)、だいたいにおいて銀行はその上限の利息よりも安く設定されています。

融資額も資金力の違いか、消費者金融よりも大きな額が設定されている事がほとんどです。これは多額のお金が必要な人にとっては助かる金額でしょう。もちろん、借り入れ者の年収などに違いがあるので、だれもが限度額いっぱいまで融資を受けられるとは限りません。

デメリットに当たる部分ですが、審査の後、融資に至るまでに時間がかかる所がほとんどです。審査が即日回答となっている銀行もありますが、即日回答=即日融資という訳ではありません。

消費者金融の場合

金利の高さが目立つのが消費者金融でしょうか。銀行に比べるとデメリットと受け取れるかもしれません。しかし、その分、銀行よりも審査が緩いというのが一般的な認識です。

また、銀行と比べて総量規制もデメリットとして挙げられる点になるかもしれません。しかし、総量規制も元々は借り手が多重債務にならないようにするためにできた法律です。自分の返済能力を超えた融資を受けて多重債務に陥るよりは、総量規制で制限された方がいいという考えもあります。そう思うとデメリットと受け取らない方がいいのではないでしょうか。

メリットとしては、審査のスピードがよくあげられます。特に今は即日融資を売りにしている所も増えました。

銀行と消費者金融の提携

一昔前は銀行は銀行。消費者金融は消費者金融とはっきりと別れていました。しかし、多重債務が問題になったり、金利が法律で見直されて過払い請求が起こったり、消費者金融の業績に影響を与える時勢になってきました。倒産に至った消費者金融も多々あります。

そんな中、銀行に吸収されたり、銀行と提携する道を選んだ消費者金融も多くあります。

銀行のカードローンの保証会社の名前を見ると、以前は消費者金融だった、なんて事も増えました。今は、大手の消費者金融のほとんどが大手銀行と繋がっています。

以前は消費者金融だったはずなのに、気付けば銀行の名前がある、なんてこともあります。この場合、消費者金融が銀行の子会社になった、傘下に入ったな、とわかりやすいでしょう。その他にも、銀行のカードローンの審査をする保証会社が、実は元々消費者金融で提携を結んでいる、なんて事も今では多いのです。

銀行の審査の内容と厳しさ

では、銀行のカードローンの審査を担うのがその消費者金融だった会社だとすれば、審査の内容や厳しさはどうでしょうか。

銀行から依頼を受けてカードローンの審査を保証会社である消費者金融会社がする。一見すると、審査をするのが消費者金融ならば審査は緩いと思うでしょう。しかし、単純にそうではありません。
(⇒キャッシング融資審査が緩いのはどこ?

やはり銀行は審査が厳しいのか。これは一概には言えないのです。どういうことでしょうか。

銀行のカードローンの審査を消費者金融が担っても審査が緩くなるわけではないのは、審査基準が銀行に沿っているからです。審査内容が消費者金融とまったく同じという訳ではありませんし、基準も違うのです。

特に銀行の場合、他社からの借り入れに対しては厳しくチェックされているようです。おまとめローンにしても、現状での借り入れ先が3社までがせいぜいだと言われており、5社にものぼるとまず無理だと判断される事が多いようです。

また、銀行の場合、金利が安い分、貸し倒れをしないように厳しくしている点もあります。メガバンクはともかく、地方銀行の場合、昔ながらの審査の厳しさが残っている所もあります。

では、審査の緩い銀行はまったくないのかと言うと、そうでもなく、確かに審査の緩い銀行も存在します。これはどちらかといえば、大手のメガバンクにその傾向があります。カードローン事業参入に力を入れているからです。

しかし、カードローン事業に力を入れているとはいえ、誰でも審査に通るわけではないのは当然です。返済の目途がたたない人には融資はしてくれません。安定した収入がある、過去の借り入れの事故情報がない、借り入れの為のきちんとした理由がある、など条件をしっかりとみられます。

借り入れ希望者には、様々な属性の人がいます。結局は、審査の緩い銀行もあるが、総体的に考えるとまだまだ銀行の方が、審査が厳しいと言えるでしょう。

【参考ページはこちら】
銀行のカードローン選びに迷ったら体験談をチェック!

新着記事
TOPICS